関係ある?脱毛前日に飲酒をしてはいけない理由4選

ハウツー
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プロの手で丁寧に脱毛の施術をしてもらえる「脱毛サロン」を利用する場合、さまざまな決まりごとを守らなければなりません。そのなかでも代表的なのが「施術前日は飲酒禁止」というものです。

今回は、なぜ脱毛の施術前に飲酒してはいけないのか、その理由を詳しく解説していきます。

理由1:血行が良くなる

お酒を飲むと、ほとんどの人は体がポカポカしたように感じるのではないでしょうか。これは、アルコールの作用によって体内の血管が拡張され、血行が良くなるためです。

本来であれば、血行が良くなると新陳代謝のアップや免疫力の強化にもつながるため、体にとってプラスになります。ところが、脱毛の施術が控えている場合は話が別。

お酒で体温上昇

お酒を飲んで血行が良くなると、体温が上がってしまいます。

すると、かゆみを感じる神経が刺激を受け、普段なら平気なことでもかゆいと感じやすくなってしまうのです。あまりにかゆみが強くなれば、施術に支障が生じるおそれもあります。

場合によっては、単なるかゆみで治まらず、患部に湿疹などができてしまうケースもあるので注意が必要です。

体温上昇から起きるトラブル

一般的な脱毛サロンでポピュラーに行われているフラッシュ脱毛は、熱エネルギーをムダ毛や毛母細胞に照射して脱毛を促すというものです。

飲酒していない状態の肌であれば、熱エネルギーを照射されても強い痛みや熱さを感じることはほとんどありません。しかし、飲酒して体温が上がり、肌が熱を持ってしまうと、施術中にいつもより熱さを感じてしまう可能性もあります。

かゆみと同じように、我慢できなくなって施術を中断してしまうケースもあるのです。

出力レベルを下げると効果も下がる

かゆみや熱さを強く感じるようになってしまうと、脱毛マシンの出力レベルを下げて照射するしかありません。

必要な出力レベルで照射できなければ、脱毛効果をきちんと得られなくなってしまうでしょう。これでは、せっかくお金と時間をかけて施術を受けた意味がありません。

脱毛効果を正しく得るためにも、施術前日の飲酒を控えて肌の状態を整えておくことは非常に大切なのです。

理由2:肌が乾燥しやすい


施術前日にお酒を飲んではいけない理由としては「肌が乾燥しやすい」という点も挙げられます。

利尿作用と水分蒸発

アルコールには利尿作用があるため、体内の水分がどんどん失われてしまいます。また、揮発性の高いアルコールが呼気の中にも漂っているため、呼吸のたびに鼻や口の粘膜から水分まで一緒に蒸発させてしまうのです。

さらに、アルコールによって体温が上がると毛穴が開きやすくなり、そこから汗として水分が蒸発しやすくなります。ほかにも、アルコールが肝臓で分解される際には体内の水分が大量に消費されます。

のどが渇くほどの水分不足

お酒を飲んでいると、喉の渇きを覚える人も多いのではないでしょうか。これは、体から水分が失われ、全体的に乾燥しているという証拠です。

肌も当然乾燥しているため、角質層が乱れてバリア機能が低下し、肌トラブルを招きやすくなってしまいます。

普段よりも肌が敏感になり、ちょっとした刺激でも痛みや炎症などを引き起こしやすくなるのです。

肌の状態が悪くなれば、脱毛の施術をスムーズに進められなくなるおそれもあります。施術スケジュールが崩れ、脱毛効果をなかなか得られないという事態にもなりかねないので注意しましょう。

理由3:二日酔いになる


お酒をたっぷりと飲んだ翌朝は、ガンガンと響く頭痛や常に襲ってくる吐き気などに悩まされる人も多いでしょう。

このように、深刻な二日酔いになってしまうのも、施術前日に飲酒を控えたほうが良い理由のひとつです。

施術中に気分が悪くなる可能性もある

大量に飲みすぎて二日酔いになってしまえば、施術中に気分が悪くなって中断してしまう可能性もあります。それどころか、脱毛サロンまでたどり着けないケースもあるでしょう。

そもそも、二日酔いなどの体調不良時には施術を受けられない脱毛サロンがほとんどです。

アルコール臭がした場合

どんなに平気そうにふるまっていても、二日酔いになるほど大量に飲んだ翌日は、呼気もかなりアルコール臭くなります。

サロンのスタッフに「この人二日酔いだな」と気づかれてしまい、施術を断られてしまう可能性さえあるのです。

吐き気をもよおした場合

また、二日酔いのときは体がアルコールを体外に排出しようとして、吐き気をもよおすことも多くあります。

万が一、施術中に急に吐いてしまうとどうなるでしょうか。ベッドやタオル、脱毛マシンやスタッフなどを汚してしまい、大変なことになります。自分だけでなくサロンにまで大迷惑をかけてしまうおそれがあるので、二日酔いを避けるためにも施術前日の飲酒は控えましょう。

理由4:施術がストップする


血行が良くなったり乾燥したりして肌トラブルを招きやすくなる、二日酔いになるなど、施術前日にお酒を飲むデメリットはいろいろとあります。

これらのデメリットは「施術がストップする」というさらに深刻な問題を引き起こすため注意しなければなりません。

施術日が先延ばしになる

肌の状態や体調不良がひどいと、その日予定していた施術が受けられなくなる可能性があります。

もともと、脱毛は1カ月~3カ月に1回というスケジュールで施術を受けるケースがほとんどです。

ツルツル肌も遠のく

施術を受ける貴重な日をムダにしてしまえば、それだけ肌がツルツルになるのも先延ばしになってしまいます。

施術を受けられなくても、すぐにまた予約を入れられる脱毛サロンなら問題は少ないでしょう。

予約もすぐには取れない

しかし、人気が高い脱毛サロンや、自分の都合がなかなかつかない場合、施術がストップしてしまうと次回の施術までかなりの期間が空くこともあります。場合によっては、施術スケジュールが大きく変わってしまうケースもあるでしょう。

たった1回の飲酒で、貴重な施術のチャンスを失ってしまうのは非常にもったいないと言えます。

脱毛サロンにも迷惑がかかる

また、施術をするためにマシンとスタッフ、予約枠を用意してくれた脱毛サロンにも迷惑をかけてしまいます。

このように、1回でも施術がストップするとさまざまな問題が起きてしまうのです。

飲まざるを得ない場合は?


社会人や大学生ともなると、付き合いでどうしても飲まざるを得ない場合もあります。

気心の知れた仲間との飲み会であれば、正直に翌日脱毛があって飲めないと伝えられるでしょうが、そうでない場合はなかなか言い出せなくても無理はありません。

場の空気を崩さないように

みんなが盛り上がっているのに、自分だけ「明日脱毛があるので」と言えば場の雰囲気を壊してしまう可能性もあります。このような場合は、とりあえず飲み会には出席しておいたほうが無難です。

ただし、出席してもアルコールは飲んではいけません。ほんの少しだけ飲むつもりでも、盛り上がるうちに楽しくなってしまい、気が付いたら大量に飲みすぎていたという可能性もあります。

心を鬼にして、最初からアルコールは飲まずにソフトドリンクを注文するようにしましょう。

ノンアルコールカクテルで乗り切る

ウーロン茶や緑茶ばかり飲んでいてもつまらないという人は、ノンアルコールビールやノンアルコールカクテルを注文するという方法もあります。

これならお酒を飲んでいる雰囲気は味わえますし、パッと見ただけではノンアルコールとはわからないので周囲の人に気をつかわせる心配もありません。場の雰囲気を壊さず、翌日の脱毛に備えるにはピッタリの方法です。

飲酒してしまった場合は?


上司や取引先の人などからお酒を注がれ、どうしても断れずに飲んでしまうこともあるでしょう。

このような場合でも、常に「明日は脱毛」という意識を忘れずに飲みすぎないことが大切です。

どうしても外せない飲みの場合は?

大量の飲酒は控えましょう!

一気にグラスを飲み干したりせず、お酒に弱いなど言い訳をしながらちびちびと飲みましょう。少しでもアルコールの影響を少なくできるよう、飲酒の量は最低限に抑えるのがポイントです。

お酒を勧められそうになったら自分が先に相手に注ぐ、トイレに立つなど、何とか機転を利かせて飲まないようにしましょう。

水をたくさん飲みましょう!

お酒を飲んでしまった場合は、とにかく早くアルコールを排出するのが一番です。

アルコールの分解と排出には水が欠かせないので、できるだけ早く、たくさんの水を飲みましょう。たくさん飲んでたくさん排泄することで、何もせずに放置しているよりアルコールを早く排出できるようになります。

ただし、大量にお酒を飲みすぎてしまえば、いくら水を飲んだとしても翌日までにアルコールを排出するのは難しいでしょう。あくまでも、飲む量は最低限に抑えるというのが前提です。

万が一飲みすぎた場合は?

断り切れずに大量に飲んでしまったという場合は、残念ですが翌日の施術は諦めたほうが良いでしょう。

無理に施術を受ければ、これまで紹介してきたようなトラブルに見舞われる可能性があります。

脱毛サロンに体調不良や飲酒の事実を伝え、施術の日をずらせないか相談してみましょう。状態によっては、飲酒をわかったうえで施術してくれるケースもあります。

この場合、肌の状態や体調などに気を配りながら慎重に施術してくれるため、飲酒を黙ったままでいるより安心です。もちろん、相談したら施術を断られることもありますが、それは仕方ありません。できるだけ早く次回の施術を予約し、その前日は飲酒しないように心がけましょう。

飲酒以外に控えたいことは?


脱毛の施術直前には、飲酒以外にも避けたほうが良いことがあります。

長い入浴

たとえば、入浴。じっくり体を温めるために湯船に浸かる人も多いでしょうが、熱いお湯に長く浸かると皮脂が溶け出し、肌が乾燥しがちになります。体温も上がりやすくなってしまうため、肌トラブルを避けるためにも長時間の入浴は避けてシャワーで済ますのが無難です。

激しい運動

また、激しい運動も控えたほうが良いでしょう。血行が非常に良くなってしまうので、飲酒や入浴と同様に肌の状態を不安定にしてしまいます。

性交渉

さらに、性交渉も控えましょう。肌が擦れてダメージを受け、脱毛の施術で炎症を引き起こしてしまうおそれがあります。vioラインの脱毛を行う場合は、特に注意しておきましょう。

電気シェーバー以外の自己処理

ほかにも、除毛クリームやカミソリ、毛抜きなどを使った自己処理も厳禁です。

脱毛中のムダ毛を無理に引き抜くと、毛周期が乱れて脱毛効果が低くなってしまいます。カミソリは肌の表面まで削ってしまうため、ケガや肌トラブルの原因になりかねません。

ムダ毛のお手入れをしたいときは、電気シェーバーのように肌を傷つける心配のないものを使いましょう。

脱毛前日に心がけたいこと


脱毛を翌日に控えているときは、とにかく肌の調子を整えておくことが大切です。

肌の調子が良ければ、施術で刺激を受けても簡単には肌トラブルを引き起こしません。そのために、まずはしっかりと保湿ケアを行いましょう。

乾燥させない

肌にとって、乾燥は多くのトラブルの原因になります。

乾燥すると角質層がめくれ上がり、細胞間に隙間が空いてしまいます。すると、ますます肌の水分が蒸発しやすくなり、バリア機能を低下させて炎症や痛みなどを引き起こしやすくなってしまうのです。

これを防ぐためにも、十分な保湿ケアをして肌を乾燥から守るようにしましょう。

夜更かししない

また、夜更かしをせず、たっぷりと睡眠をとることも大切です。

睡眠不足になると、ホルモンバランスが崩れてニキビなどの肌荒れが起きやすくなります。肌の状態によっては施術を断られたり痛みを強く感じたりしてしまうため、睡眠不足は避けなければなりません。

十分な睡眠をとり、万全の状態で施術に臨むようにしましょう。

脱毛後の飲酒も良くない!


脱毛前の飲酒さえ控えれば、後は自由にして構わないと思っている人も多いでしょう。しかし、実際には脱毛の施術直後も飲酒は避けたほうが良いのです。

ダメージの増加

脱毛直後は施術の影響で肌が敏感になっているため、その状態で飲酒するとさらにダメージを受けて乾燥したり痛みを感じやすくなったりする可能性があります。

施術直前と同じ

同じ理由で、入浴や性交渉、激しい運動などもできるだけ控えたほうが安心です。

肌をゆっくり休ませ、回復を促してあげたほうが良いでしょう。万が一、飲酒したことで肌トラブルが起きてしまったら、放置せずにすぐ病院へ行って診察してもらいましょう。

脱毛サロンによっては、皮膚科などと提携していて、スムーズに治療を受けられる体制を整えているところもあります。

脱毛サロンを選ぶ際は、このようにアフターケアまで安心して任せられるかどうかも検討するようにしましょう。

自分を守るためにも大切!


脱毛は、できるだけ痛みや肌トラブルを引き起こさないように配慮しながら施術が行われています。

ただ、肌の状態は人によって千差万別です。どんなに配慮しても、すべての人にトラブルが起きないと保証されているわけではありません。

熱エネルギーで毛根を破壊する以上、少なからず肌に刺激を与える行為なのです。肌トラブルを引き起こしてしまっては大変なので、自分を守るためにも脱毛の施術前後は飲酒を控えるようにしましょう。

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