部位ごとで変わる!アンダーヘア用カミソリの選び方
アンダーヘアの自己処理で使用される器具としてまず思い浮かぶのがカミソリですが、使用する部位によって使いやすいカミソリが異なるのを知っているでしょうか。
どこを処理するかによって、適したカミソリは違うのです。
今回は、アンダーヘア用のカミソリの選び方について紹介します。
アンダーヘアの場所とは?
アンダーヘアの処理をするに当たって、「アンダーヘア」の場所についてまず知っておく必要があります。
デリケートゾーンとも言われるアンダーヘアの部分は、肌も弱く、蒸れやすいのが特徴です。では、アンダーヘアの場所について、より詳しく説明していきます。
各部位について
vゾーン
まず、vゾーンです。
vゾーンとはビキニラインを意味し、正面から見て、立った時に見える部分のことです。
iライン
次にiラインが挙げられます。
iラインとは陰部の両側のことで、vラインに比べてよりデリケートな部分だと言えるでしょう。
oライン
最後に紹介するのがoラインです。
oラインとは肛門周りのことで、ヒップ奥、とも呼ばれています。
これらvゾーン、iライン、oラインを総称してvioラインがアンダーヘアを意味する言葉として脱毛サロンなどでは使用されているため、聞いたことがある方もいるでしょう。
アンダーヘアも個人差がある
アンダーヘアの濃さや色、生えている範囲は、人によって異なります。ほとんど生えていないような薄い人もいれば、濃い人もいるのです。
見える部分だけを処理するのか、iラインやヒップ奥のoラインまで処理するのか、どの部分まで処理するのかは、鏡でチェックした上で判断すると良いでしょう。
vゾーンの形はさまざま!
アンダーヘアの処理をしようとした際にまず考えるのが、vゾーンの形に沿ってアンダーヘアを残そうとすることではないでしょうか。
このvゾーンは、人によって生え方が異なります。自分のvゾーンの生え方を知った上で、アンダーヘアを残すのであればどういった形に残すのかを考えてみると良いでしょう。
アンダーヘアのデザイン
では、vゾーンの形は一体どういったものがあるのでしょうか。
逆三角形
まず、スタンダードなデザインは逆三角形です。小さめの逆三角形に整えることで、下着や水着に収まりやすくなります。最も自然な仕上がりに見える形だと言えるでしょう。
卵型(オーバル)
次に紹介するのが、卵型(オーバル)です。逆三角形よりも女性らしい丸みのあるデザインが特徴でしょう。
他の形
他にもスクエア型やiラインなどがあり、アンダーヘアの面積が少なめのため、下着や水着からはみ出る心配もありません。デザイン性の高さから、ハート型も人気が高いです。
ハイジニーナ
このようにさまざまなデザインがあるvゾーンですが、そのvゾーンも含めたアンダーヘア全てを除去する、ハイジニーナと呼ばれる処理も存在します。
ムダ毛すべてを除去した状態のことで、特に海外では人気です。ムダ毛がないため、デリケートゾーンのお手入れが楽なことが最大の特徴と言えます。
反面、温泉などの施設に入った時に恥ずかしくなったり、男性が引いてしまったりするケースもあるのがデメリットと言えるでしょう。
ハイジニーナにする場合は、本当にすべて処理して後悔しないのか、よく考える必要があります。
使えるカミソリは3種類!
アンダーヘアの処理をするに当たって、どのようなカミソリを使用すればいいのでしょうか。ここでは3種類紹介します。
t字カミソリ
まず、アンダーヘアに使用するカミソリとして挙げられるのが、t字カミソリです。
一般的なカミソリとして実際に使っている方も多いのではないでしょうか。脚や腕、わきなど全身に使用できるだけでなく、アンダーヘアの、特にvラインの広い範囲を処理するのに向いています。
i字カミソリ
続いて紹介するのが、i字カミソリです。
i字カミソリは顔そり用として知られていますが、アンダーヘア用も存在します。コンパクトなi字カミソリは小回りが利くため、繊細で細かな部分に対応できるのが特徴です。
特にアンダーヘア用は柄の部分がゆるいカーブを描いているタイプもあり、iラインやoラインの処理がしやすいのがポイントでしょう。
コームタイプのカミソリ
最後に紹介するのが、コームタイプのカミソリです。
コームとカミソリが一体になっているタイプで、アンダーヘアを梳かしながらすいて、長さと濃さを整えることができるのが特徴と言えます。
このように、アンダーヘアだけでも3種類のカミソリを使うことで、自分でムダ毛を処理することができます。
アンダーヘアはデリケートゾーンのため、処理の際は肌を傷つけないよう細心の注意を払いましょう。
カミソリでの自己処理方法
実際にアンダーヘアをカミソリで処理するにはどのようにすればいいのでしょうか。
蒸しタオルでアンダーヘアを温める
まず、アンダーヘアをカミソリで剃りやすくするために、蒸しタオルでアンダーヘアを温めて柔らかくしておくことが重要です。
こうすることで、剃りやすく、毛がカミソリに絡まって肌を傷めることも少なくなります。
蒸しタオルは、温かいお湯でタオルを濡らすか、もしくは濡らしたタオルを電子レンジで30秒ほど加熱して作ります。
蒸しタオルを肌に当てる際、温度に注意して火傷しないようにしましょう。
シェービングジェルを塗り剃る
次に、シェービングジェルを塗ります。ジェルを塗ることで、デリケートな肌を保護しながら処理できます。
ジェルを塗ったら、vライン、iライン、oライン、それぞれに適したカミソリで、毛の流れに沿って剃ります。
毛の流れに逆らうと、肌を傷つける恐れがあるため、毛の流れには逆らわないようにしましょう。
iラインとoラインに関しては自分では確認しづらいため、鏡などを見ながら、肌を傷つけないように優しく剃ることが大切です。
しっかりと保湿
処理が終わったら、しっかりと保湿を行います。ただでさえデリケートな部分のため、処理後は負担も大きいものです。カミソリ負けして赤みが出ることもあるでしょう。保湿用のクリームなどでしっかり潤いを与え、様子を見ることが大切です。
よくある肌トラブルとは?
カミソリでムダ毛を処理した場合、腕や脚、わきに関しても処理後にかゆみや赤み、痛みなどを感じたことがある方は少なくないでしょう。
こうした処理後に起こる肌トラブルは、デリケートゾーンに関しても例外ではありません。
カミソリでアンダーヘアを処理した場合のトラブル
カミソリでアンダーヘアを処理した場合によくある肌トラブルを紹介しましょう。
カミソリ負けで肌荒れ
まず、カミソリ負けしてしまい、肌荒れを起こしてしまうケースです。この際、ピリピリとした痛みや赤みを伴います。
カミソリで傷つく
次にカミソリの刃で肌に傷をつけてしまうケースです。
この場合も肌に痛みを感じ、赤く傷が浮かぶなどの肌の異変が生じます。
角質まで削り乾燥する
続いて、深剃りすることで角質まで削ってしまい、肌が乾燥しやすくなるケースが挙げられます。
この場合は肌の保護のため、保湿を徹底することが重要です。
痛みやかゆみからかいてしまうと傷や炎症が広がってしまいます。できるだけ触らず、徹底した保湿で肌が回復するのを待ちましょう。
ムダ毛がチクチクする
最後に挙げる肌トラブルが、処理をした後ムダ毛が長くなりチクチクする、というものです。
アンダーヘアに関しては、肌が敏感なため余計にチクチクを不快に感じてしまうケースが見られるようです。
この場合も炎症を起こしている部分が敏感になっていることが考えられるため、生えてきたムダ毛によって肌が傷つけられないためにも、引き続き保湿を心がけるようにしましょう。
トラブルを避けるケア方法
アンダーヘアの処理には肌トラブルがつきものですが、こうしたトラブルを避けるためのケア方法はあるのでしょうか。
ポイントその1【温める】
まず、カミソリ負けをしないようにムダ毛を温めることが重要です。
毛を温めることで毛が柔らかくなり、処理しやすくなります。処理がスムーズに進むと、肌に余計な負担をかけずに済みます。
ポイントその2【シェービング剤】
次に、必ず肌に優しいシェービングジェルを使用することです。
シェービングジェルの中にはミントなどの成分が含まれ、爽快感を謳ったものも存在しますが、アンダーヘア部分は非常にデリケートな部分のため、刺激成分の入っていない、肌に優しいものを使用するようにしましょう。
ポイントその3【保湿】
さらに、処理後にも注意が必要です。処理した後は、保湿用ローションやクリームで保湿ケアを徹底します。
処理して終わり、ではなくその後の肌のためにケアを行うことが重要です。
さらに、カミソリの刃を清潔な状態にしておくことも忘れてはなりません。
次回使用する際に錆がついていると肌へ悪影響を及ぼします。錆びないよう取り扱いには注意しましょう。
また、伸びてきたムダ毛がチクチクする、という方はコームタイプのカミソリでアンダーヘアをすいておくといいでしょう。
カミソリの選び方を知ろう
アンダーヘアを自己処理する上で、肌トラブルを避けるためのカミソリの選び方を知っておくことは大切です。
どのような点に気をつけて選べば良いのでしょうか。
まず、vライン、iライン、oラインそれぞれの部位に合ったカミソリを使用します。
例えば、処理の範囲が狭く陰部に近いiラインの処理は、刃が大きいt字カミソリではなく、小回りの利くi字カミソリを選んだ方が処理がしやすく、肌を傷つける可能性も減るでしょう。
同じi字カミソリでも、顔用とアンダーヘア用では用途が異なるため、使用しやすさも違ってきます。
実際に使用してみることで自分に合ったカミソリを選ぶのも良いでしょう。
カミソリは使用後には清潔な状態で保管する必要があります。
特にアンダーヘアを処理するカミソリに関しては雑菌が繁殖しないよう、錆にも注意する必要がありますが、そうした手入れがもし面倒くさいと感じるのであれば、使い捨てカミソリを使うのも良いでしょう。
おすすめアイテムいろいろ
アンダーヘアの処理は、カミソリ以外でもできるのを知っているでしょうか。ここでは、アンダーヘアに使えるカミソリ以外のアイテムを紹介します。
アンダーヘア用電気シェーバー
まず、アンダーヘア用電気シェーバーです。深剃りは難しいものの、刃が肌に当たらない設計になっているため、肌に優しいのが特徴です。
カミソリと同様にさまざまなタイプがあり、形もt字タイプもあれば、i字タイプ、両方を兼ね備えたタイプも存在します。自分が使いやすいタイプを選ぶといいでしょう。
ヒートカッター
次に紹介するのが、ヒートカッターです。熱で毛を焼き切ることで、ムダ毛をカットします。
熱でカットすることで毛先がとがらず丸くなるため、チクチクしないのが特徴です。自己処理後のチクチクが気になる、という方にはもってこいでしょう。
自己処理には時間がかかるため、ゆっくり丁寧に処理したい方向きです。
除毛クリーム
最後に紹介するのが、除毛クリームです。処理したい部位に塗ってしばらく置き、拭き取ることで除毛できます。塗って拭き取るだけと手軽な点が魅力ですが、敏感肌の方は肌荒れに注意が必要です。
アンダーヘアなら光脱毛!
アンダーヘアの処理としておすすめなのが、光脱毛です。
光脱毛とは
光脱毛とは、複数の波長を含んだ光を毛根に当てて除毛する方法を言います。
光脱毛は肌への刺激が弱く、痛みが少ないのが特徴です。
光脱毛のメリット
光脱毛後はしばらくムダ毛が生えてこないため、毛があることで生じていたデリケートゾーンの蒸れや臭いなどに悩まされることなく、快適に過ごせます。
さらに自己処理の必要がなくなるため、デリケートゾーンの肌がツルツルになるというメリットも得られるでしょう。
自己処理を続けているとどうしても肌に負担をかけてしまい、保湿していてもカサカサになったり黒ずんだりしがちですが、光脱毛することで自己処理の回数が減り、肌への負担も減るのです。
また、光脱毛を行うメリットとしては、美容効果も期待できることです。
光脱毛で使用されるライトはフォトフェイシャルにも使用されるタイプがあり、肌が美しくなると言われています。
黒ずみやかさつきが気になるデリケートゾーンの肌も、光脱毛で脱毛できるだけでなく、肌が美しくなる可能性があるのです。
さらに、光脱毛は1回の施術にかかる時間が短いのも特徴で、自己処理に比べて時間を有効に使えます。こうしたメリットからも、アンダーヘアの処理として光脱毛はおすすめだと言えるでしょう。
自己処理するなら万全に!
アンダーヘア処理用のカミソリは、処理をする部位に合ったタイプを選ぶことが大切です。
ただし、カミソリの場合、ムダ毛が生えるたびに自己処理をする必要があり、そのたびに肌を傷めてしまうリスクがあります。自己処理を重ねることで肌荒れが慢性化する可能性も否めません。
アンダーヘアのケアをする度に苦痛に耐えなければならないのは辛いでしょう。自己処理が辛い、面倒くさいという方は、光脱毛がおすすめです。
光脱毛であれば、面倒な処理が短時間で済むだけでなく、脱毛と同時に美容効果も期待できます。
アンダーヘアの場所によってカミソリを選ぶ必要がありますが、光脱毛であればそうした手間も必要なく、自己処理にかけていた時間を他のことに有効に使えるでしょう。
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